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2021年12月に読んだ本まとめ

あけましておめでとうございます。ます。
今年もよろしくお願いします。

というわけで、いつものです。なかなか本が読めないのですがね……書かないとですし。

12月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:352
ナイス数:4

思えば遠くにオブスクラ【電子単行本】 上 (A.L.C. DX)思えば遠くにオブスクラ【電子単行本】 上 (A.L.C. DX)感想
タイトルとドイツに惹かれて購入。前半は海外生活あるあると日本食にはないレシピが読みどころとして描かれていますが後半、タイトルの「オブスクラ(オブスキュラ)」の通り、自己という暗くて広い暗室と、そこの部屋に世界の虚像を映し出す小さな光穴をほのめかす叙述をみてとることができます。下巻に期待してます。
読了日:12月31日 著者:靴下ぬぎ子
生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想 (星海社新書)生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想 (星海社新書)感想
第1部の第1章から第4章はかなり面白かった。憎悪、対立こそが人間の力の源泉であり、人間の社会は真の意味で多様性や自由を享受できるようになっていないとする言説に惹かれた。労働を嫌悪(疎外)しつつも生きるために労働にしがみつき、競争と世代・階層間の対立が強いられる現代をみるに説得力のある主張だと感じた。 逆に言えば、「解脱」の可能性への言及が必要だったとは言え、第2部は蛇足感がある気がする。 しかし読みやすさからしても良書であると思います。 表紙のつくみずさんのイラストも魅力的。
読了日:12月24日 著者:大谷 崇

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