コーヒーと本があれば基本的に幸せ(出来ればiPhoneも)

より個人的なことを書くために、ボドゲブログから独立させたブログ。カフェと読書記録とアプリとその他つれづれなることを……

『あなたは痛いと知っている』After-talk6(最終回)

作者「中学生の頃、『女子を呼ぶときに苗字で呼び捨てにしない。いやがる呼び名で呼ばない』というマイルールがありまして」
女1「……アバンでジブンガタリとはこれ如何に」
作者「大人になってそういう苗字呼びでいきる男子ってのは微笑ましく見れるけど、まぁ当時としては、男ってだけで偉そうなのは嫌いでした。あ、この話別にオチはないです」
女1「は?」
作者「たまには真面目な話をしようかと思いまして」
女1「……いいけどもうちょっと工夫しようよ」

a-yuu0.hatenablog.com

――やらやっと最終章

女1「長い……長すぎる今回のアフタートーク
作者「いやいや、私にとってはいいことあるんで」
女1「はぁ」
作者「この前、W009『ほしあいのカニ』の第二版を用意しようと思ったら……ないのよメモが」
女1「……またですか」
作者「でもほら、After-talkに次回の方針書いてあったから、なんとかなるかも」
女1「……これだから作家志望は(ブツブツ)」
作者「じゃあ、最終パラグラフの別案の説明は女1さんにお任せしますね☆」

オールドファッション

オールドファッション

  • back number
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

女1「はいはい(おまかせしますね☆じゃなねぇっての)……このドーナツつまり円環状のものが、ループとか繰り返しの示唆ですよね。わざわざ『オールド』ファッションってのも昔語り(といまの未来)を表してるわけで。で、このドーナツを一口食べると輪を抉って『決』を促すものって意味になって――そうして「僕」がそれを彼女にかざすことは、設定年齢的に離婚(と結婚?)の決断を迫ることになるわけですよね。そうすると「僕」の『左』ポケットに入っているのは結婚指輪(旧か新)で……まぁそれなら彼女は寝ててはいけないんですけど」
作者「でもそういう解釈で行ってもよかったんだけど、結局、円環のままであること、寝たままでいることを選んだ」
女1「もしかして彼女が起きると世界が壊れるからですか」
作者「いや、そんなエウレカセブン的な世界観は採用してるわけでないんだけど……当初は「僕」が起こすことになってたんだけども、起こす必要がないなぁと感覚的に思いまして」
女1「そのせいで「僕」の狂気が際立つという」
作者「ははは……モデルは私なの分かって言ってますよね」
女1「ところで、back numberの曲のリンクがあるのは……」
作者「ああ……『風と月』が本作にも入ってるからですね」
女1「……ここにきて繋がりのないモチーフ――」
作者「……味と思っていただけたら……」

アポトーシス

アポトーシス

  • provided courtesy of iTunes

女1「次は髭ダンですか……」
作者「彼女を起こさない選択をしてから、このパラグラフの雰囲気づくりに困ってたところにラジオから流れてきたのがこの曲でして。使っているのは『祭りのあとのように』ですが」
女1「……あれっ? 彼女はもう死んでいるの?!」
作者「まぁそういう解釈もアリですけど」
女1「じゃあ前に言った『風と月』――悠久なるもののモチーフを出してきてそれを否定しているのも――」
作者「唐突に出してきて変だったでしょうが……」
女1「……『風が吹かない』とそもそもリアル感が消えるでしょうが」
作者「……はい、すいません」
女1「だから死んでる(殺されてるかも)って思うでしょ!」
作者「はい、すいません。でも「僕」の狂気のホラーな話だったって解釈も成り立つんですよ――」
女1「うるさい。私はそういうの嫌い」
作者「はい、すいません」
女1「じゃ、そういうことで」
作者「えっ」
女1「ちょうどいい分量なので帰ります……またどこかでお会い、お逢いしましょう!」
作者「……唐突な終了宣言――」

note.com

 

a-yuu0.hatenablog.com

 

a-yuu0.hatenablog.com

 

a-yuu0.hatenablog.com

 

a-yuu0.hatenablog.com

 

a-yuu0.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

〇あとがきのあとがき

――とはいえ、私、いや、僕の書く物って、全てが彼女へのラブレターなんですよね。
ここでいうラブ=愛する
っていうのは、己の全存在を賭けるって意味ですけど。
そしてそのラブレターの返事は結局、私が書くという。『Re:Re』をどこまで繰り返しても、僕が書き、私が書く。ドーナツの輪のように、くるくる廻る。そしてつまりは、このアフタートークの内容と形式そのものだということですね。はい回収回収。