岡山へフェルメールに会いに行く(いないけど) 2015.5.3
ゴールデンウィークも中程、いかがお過ごしでしょうか? 日本人の好きな西洋絵画、印象派、ミュシャ、フェルメール。その全て好きな私は、行ってきましたフェルメール展。
撮影OKっていうのはこのSNS時代にはいいですね。フラッシュは禁止でしたが、結構フラッシュを見た気もしますが…
フェルメールといえば、左の窓から射し込む強い日差しと陰影、印象的なラピスラズリのブルーだと思うのですが、(青色の)補色である黄色い服を着た女性、他の登場人物の周到な配置、しばしば右上に描かれている絵画の隠喩、しばしば右下に置かれている椅子などの家具、床のタイルの模様…構成要素の全てが精緻に組み合わされてるんですね。
…人がたくさんで、うまく撮れてませんが、私が地味に好きなのが『(窓辺で)手紙を読む少女』。光彩のコントラストのなかにも、女性が浮かび上がってくるのが印象的な作品。マリンブルーで際立たせる手法でないのに好感^^;
「音声ガイドは宮沢りえと小林薫が担当」ってことで、レンタル機器がタブレットということもあって、珍しく借りてみました(音声ガイドがあると、ガイドのペースにされちゃうので、自分のペースで鑑賞しづらいんですよね)。レンブラント(=小林薫)とその娘(=宮沢りえ)に成り代わって作品を語るという形式…うーん、話が上手いのだから監修の福岡伸一さんが素直に解説すれば良かったのでは(会場の同氏の解説動画を見ながら思いました)。
ところで、ゴールデンウィーク、どこも人が多いのは分かっていたので、着いたらまずランチの確保に駅近くのホテルでビュッフェに。結構な値段はしましたが、イライラするよりはいいだろうと思いました。今日は瞬間的に場所代が高騰したと思えば…
結局、ランチもcafeもホテルグランヴィアさんの利用致しましたm(_ _)m